タイガー計算器 (2)
買ったタイガー計算機は虎のマークが刻印されている戦時中(?)のもの。
製造番号は32644。
タイガー計算器さんのサイトによると、製造番号26787が1940年、製造番号66566が1949年の製造。なので、そのあいだということは確か。
26787はダイアル桁数が6x7x12だけれど、これは9x10x18。
つまり9桁まで計算できる。(それがどうした?)
いや、その、9桁以下x10桁以下=18桁以下の計算ができる。(ふーん)
虎のマークの左、横に+、ーが書かれたレバーはハンドルが加算方向、減算方向どちらに回されたのかを示すもの。
webでみる説明では、これはクラッチと呼ばれ、リセットした後、ハンドルをどちらに回しても左ダイヤルが加算される・・・らしいのだけれど、
こいつはハンドルを右に回すと、白い数字、左に回すと赤い数字で、特にクラッチ機構はついていないみたい。(分解してわかったことだけどね)
後この写真でわかるのは、右の方、数字がいっぱい書かれているところは置数レバー、これで最初の数値を設定するんだけれど、その数字の左、袋ナットがついているレバー、これは、置数レバーを一気にクリアするもの。元は黒いツマミがついていたはずだけど、壊れちゃったのかな、袋ナットになっていました。