タイガー計算器(3)
部分の名称を説明しておかないと、説明が難しい。
右に飛び出ているのがクランクハンドル。黒いツマミを引っ張って、加算の時は右に、減算の時は左に回す。
虎のマークの右は置数レバー、新しいモデルはこの置数レバーで値を設定するとその上部にチェックダイヤルというのがあって、そこに数値が現れるのだけれど、このモデルにはチェックダイヤルは無い。
置数レバーの下部数字がずらっと並んでいるのが右ダイヤル。ここに加算されていく。
右ダイヤルの右の小さいレバーは右帰零ハンドル。手前に回すと右ダイヤルが全てゼロになる。
左に数字がずらっと並んでいるのが左ダイヤル。これは、ハンドルを回した回数をカウントしてくれる。
左ダイヤルの左の小さなレバーは左帰零ハンドル。手前に回すと左ダイヤルが全てゼロになる。
右ダイヤルと左ダイヤルの塊をキャレージと呼ぶ。
前面下部のレバーは、桁送り。キャレージを左右に1桁ずつ移動する。
で、カバーを外すとこんな感じ。
内部は油とホコリでベタベタ。綺麗にしてあげよう。